どうも～こんにちは(^O^)／
上野鉄工(株) 広報担当 アイアンシェフズです
気付けば、あっという間に５月も終わろうとしていますね
今月は、GW（ゴールデンウイーク）もあり、とても早かったですね💦
来月の６月は特に祝日もなく寂しい月になっていますが….
弊社は、６/１１～１２ に展示会（ビジネスマッチングフェア2024）に出展します
場所は、マイドーム大阪です
もしお都合が合えば、ぜひお立ち寄りくださいませ✋
宣伝はこの辺で、さっそくですが本題に行きましょう！！
今月も金属加工の事について、伝えて行こうと思います😊
テーマ 『曲げ加工』
金属の板材を特定の形状に曲げるための金属加工のプロセスです。
このプロセスは、金属の塑性変形（そせいへんけい）の特性を利用して、パンチとダイと呼ばれる金型を使用して行われます。
曲げ加工には、それぞれ異なる形状や角度の曲げを実現するために使用されます
今回は少しですが、紹介させていただきます。
３つの方法があり、①②をあわせてエアベンディングといいます
各特徴は下記のとおりです。
①パーシャルベンディング 
パーシャルは「部分的な」という意味で図にあるようにA、B、Cの3点で曲げるため、こう呼ばれます
ひとつの金型で広い範囲の曲げ角度に対応できる
②ボトミング 
ボトミングのボトムは「底に届く」という意味
比較的小さい加圧力で良い精度が得れます、最も多く使われています
③コイニング 
コイニングの語源はコインでコインが均一なことに例え、コイニングと言います
高い曲げ精度が得れますが、ボトミングの5～8倍の加圧力を必要となります
V曲げは「V字形」の金型を使い、板を押し曲げる加工方法です
金型がシンプルなため、さまざまな曲げ加工に広く使われます
90°（直角）以外の角度で曲げることもできます
ヘミング曲げとは、板金を180°折り返した後、平らに押しつぶす加工です。
アザ折り（あざ折り）、潰し曲げ（つぶし曲げ）とも呼ばれます。「折る」「つぶす」という言葉が含まれるので、
これらの呼び方のほうが加工内容をイメージしやすいかもしれませんね。
ヘミング曲げには代表的な物が２種類あります
・オープンヘミング（板と板の隙間を空けた曲げ）
・クラッシュヘミング（隙間を空けずに押しつぶした曲げ）
下記図はクラッシュヘミングの画像です
ハット曲げは、英国で昔から知られている帽子（ハット）の形状に金属板を成形する曲げ加工です
4か所を曲げてハットのつばの部分を作り、つばのところを使ってボルトで留めるといった用途で使われます
Zの型に曲げる加工方法です。２か所曲げ加工をします。
クランク曲げとも呼び、穴加工をして、部品同士をつなげるように使うことがあります。
また製品自体に穴加工をする事が非常に多いので、レーザー加工と併用するメリットが大きいです。
箱曲げは、金属板の四辺を曲げて、弁当箱のような形状にします
箱曲げ加工は、強度が必要な部品や、油受け（オイルパン）、水槽などの容器を作るのに用いられます
また、C型箱曲げという技術もあり、これは面の四辺をそれぞれ複数回曲げて加工する方法で
扉や機械のカバー、看板などに使用されます。
バンド曲げとは、物を束ねたり締めたりするためのバンド形状に、板材を曲げる加工方法です。
用途に応じたさまざまな形状がありますが、横から見ると「ひ」のような形になっているのがポイントです。
加工方法は、最初にR曲げ加工をしたあとに、両端をそれぞれ折り曲げます。加工された部品を2つ組み合わせると、指定の隙間ができるように作るのが特徴です。
「バンド」は、腰に巻いて締めるベルトや、物を束ねるためのひものことなどを指していて「締める」という意味合いがあります。
バンド曲げ加工をした製品は、例えば、配管パイプを外側から覆って固定するためなどの用途で用いられます。
いかがでしたか？
まだまだ曲げ形状の種類はたくさんあります
紹介したのは一部ですが、皆さんはご存じでしたか？
弊社では、難しい曲げ加工等も果敢にチャレンジしています
何かお困り事等があれば
HPのお問い合わせフォームからお問い合わせくださいませ✋
