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大阪の金属加工業者が喜ぶ、注文・見積図面依頼時のポイント

コラム

ども!!Iron Chef’Sです!

月1長辺ブログの第2弾!

『大阪の金属加工業者が喜ぶ、注文・見積図面依頼時のポイント』

※2024年 上野鉄工㈱ 調べ

です!!

 

 

目次

1,見積もり依頼時のポイント

2,注文図面の注意ポイント

3,加工者が喜ぶ図面

 

 

①見積もり依頼時のポイント

見積もりは、お客様と金属加工業者との間の契約の基礎を形成します。

そのため、この段階での明確なコミュニケーションは非常に重要です!

 

提供いただく図面について

まず、お客様には製品の明確な仕様を提供してもらうことが重要となります。

これには、製品の寸法(長さ、幅、高さ)形状(平面、立体、複雑な形状)材質(ステンレス、鉄、アルミ)などが含まれます。

これらの詳細な情報は、正確な見積もりを作成するために必要です。

図面の内容ですが、組図ですと解読時間もございますので、単品の図面よりも少しお時間を要します。

可能でしたら、組図や複雑な形状の場合は、見積の時点でデータを頂ければ幸いです。

 

個数の記載

次に、一度の注文で何個製作するか(例:100個、1000個)、または定期的に製品を必要とするか(例:毎月100個)を確認します。

これは量産の可否と関連しており、見積もりの精度を向上させるために重要です。

 

最後に、製品の納期も見積もりに大きく影響します。短い納期(例:1週間以内)はコストを上げる可能性があります。

そのため、納期の要件を明確にしていただくことで、適切な見積もりを提供することが可能になります。

 

以上が見積依頼時のポイントでした♪

 

②注文図面の注意ポイント

(1)図面は設計者と加工者の共通認識を得るためのツールです.

 そのため、図面には部品の形状や寸法、材質や加工方法、公差や表面粗さなど、必要な情報をもれなく記載することが大切です。

(2)図面は加工手順をわかりやすく記載することも重要です。

 基準面を明確に記したり、加工時に必要な寸法を補足で記入したりするなどの工夫をしましょう。

(3)図面はコストや納期を考慮して作成することも必要です。

 手持ちの工作機械や工具で行える加工内容や手順にすることや、必要最低限のスペックにすることが望ましいです。

(4)図面は加工だけでなく、検査についても気を配ることが求められます。

 どんな測定器具で、どう測るのかにも考えを巡らせましょう。

(5)図面は機械製図の基本に則って作成することが必要です。

 寸法線や寸法補助記号、幾何公差や表面粗さ記号など、図面に記載される記号の種類や意味を理解しておきましょう。

(6)お客様から提供された設計データは、製造過程を効率良く進めるために重要です。

 可能であれば、注文図面と一緒にCADデータ(例:.dwg、.dxf、.stepファイル)を提供することをお勧めします。

(7)注文図面をFAXでお願いする場合は、注意が必要です。

 小さい文字などは、FAXの影響で文字が潰れてしまいデータ作成が困難になる場合や製品の不具合の原因になる場合がございます

 その際、お問い合わせによる時間のロスや不具合品の再製作などの時間のロスが発生します。

  CADデータが無い場合は、PDFデータに変換し、メール等での提供をお勧めします。

 

 

③加工者が喜ぶ図面

 

データがある
単品図面がある
文字がはっきりしている
加工に関係ない指示が書いていない

 

シンプルですが、この4点揃っていたら幸せです^^

 

 

 

【まとめ】

どうでしたでしょうか?

 

「あるある~」とか、「ないない~」とかありましたか???

 

こんなこと書いてますが、問い合わせていただいた図面に対して、

 

全力で取り組むので、どんなものでもお気軽にお問い合わせくださいませ‼

 

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